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ウッドデッキに使われる木材は

■高耐久性ウッドデッキ材の代表格は"イペ材"

東南アジアのジャングルに生えている木です。
腐りにくいので、高温多湿な地域のウッドデッキに
よく使われています。

耐久年数は３０年と言われています。
しかし、お値段の方は高価で、よく日本で用いられている耐久性１０年と言われるウッドデッキ材の２倍ほどします。

「高くても耐久性があるならイペ材にしようかな・・」というお客様が
いらっしゃいますが、そんな時私は
「３０年後のライフスタイルを考えてみてください」とアドバイスしています。

お子さんを遊ばせたり、ご家族でバーベキューを楽しんだり、
若い世代のご家庭では、特に人気の高いウッドデッキ。
ただ、子どもさんが成長していくにつれ、次第に使用頻度も低くなり、
ほったらかしでになるケースをよく目にします。

腐りにくいイペ材を使用したとしても、３０年間、一切メンテナンスが必要ないかと
言えばそうではありませんし、もったとしても「３０年後、我が家にウッドデッキが必要か？」ということを想像してみていただきたいのです。

高いお金をかけて３０年もたせたところで、
ニーズがなければ仕方がありません。
それより、普通の材質の木材を使用して、ウッドデッキライフを１０年楽しみ、老朽化した時、今後ウッドデッキが必要なのかを考えていただき、必要ならばウッドデッキを新設する。必要なければサンルームや家庭菜園用の畑など別の庭活用を考える。
その時に合った庭の活用方法を選択する方がよいと思うのです。

庭のニーズは時代と共に変わります。
その辺りを考慮して考えていただければと思います。